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上田桑鳩 書展

H21/12/9(水)~1/24(日)

展示内容  書、画、陶作品約80点

上田桑鳩(うえだそうきゅう)〈1899~1968〉は、大正、昭和とともに時代を駆け抜けた書家です。比田井天来(ひだいてんらい)に師事し、伝統的な古典の書を基盤としながらも、常に新しい書の表現を模索し、挑戦し続ける姿勢は、当時はもちろん今日の書壇へも多大な影響を与えています。

桑鳩は、奎星会(けいせいかい)を創立した昭和15年頃から、筆の産地である熊野町をたびたび訪れ、書の研究会などで指導をしており、町内には桑鳩の作品が数多く残されています。また、桑鳩の来訪による後進への影響は大きく、現在でも広島はいわゆる前衛書が盛んな地域となっています。

本展では、桑鳩が熊野に残した軌跡を紹介するとともに、生涯の代表的な作品を通して、偉大な一人の書家が追求した芸術とは何か、書とは何か、その本質に迫ります。

■主催 : 財団法人筆の里振興事業団 奎星会 中国新聞社 中国放送
■後援 : 全日本書道連盟 毎日新聞社 毎日書道会 熊野町
■協賛 : イ方古堂  本迫商店 一休園 晃祐堂
■協力 : 広島電鉄株式会社 呉信用金庫 広島県信用組合