広島市立大学と筆の里工房は、2019年、設立25周年を迎えました。ともに地域貢献を主軸に活動してきた両者は、アーティストを育成する機関とそれを支える道具の産地という、切り離せない関わりがあります。
芸術作品は、伝統の継承と独創的な発想、さらに地域文化との関わりから生み出されています。そのなかで、筆は作家の手となり、心象を描き出す道具であり、また、先人の残した筆跡から表現の知識や技量を習得させてくれるよきパートナーです。
本展では、広島市立大学芸術資料館が収蔵する作品から、後進指導に尽力した教授陣の作品や、古典作品の模写や被爆者の肖像画の制作など、芸術学部が取り組んできたプロジェクトを紹介します。
「科学と芸術を軸に世界平和と地域に貢献する国際的な大学」を基本理念とする。国際学部、情報科学部、芸術学部という特徴的な学部構成で、各分野で研究成果を重ねるとともに、市政課題解決への協力や地域に貢献する人材の育成など、独自の取り組みを続けている。
180年の歴史を有する筆づくりの町という地域の特色を生かし、地域文化の創生を図ることを目的に設立された。筆づくりや筆の歴史、筆から生まれた芸術作品の展示、鑑賞・創作などの教育普及活動を通して、筆の魅力を伝えることで、地域振興のために活動している。
幼稚園・保育園対象のワークショップを
大学と博物館が連携して実施。
子どもたちが制作した作品を、展覧会会期中、
筆の里工房で展示します。
広島市立大学芸術学部で教鞭をとっている教授らが、筆の里工房でワークショップを行います。
詳細は、以下の関連イベントをご覧ください。
※参加費は、すべて材料費込み。別途入館料が必要です。
今福優・末長愛・堂本英里の3名によるユニット。
太鼓・神楽・唄・篠笛・踊りなど、様々な表現で舞台を彩る。
島根県益田市匹見町を拠点に活動。24歳から4年間、田耕氏率いる和太鼓グループ『鬼太鼓座』で活動。
近年は、ソロの打ち手として海外遠征も行うほか、和太鼓を通じた子供の育成や学校公演にも取り組んでいる。