各地の蔵元は、酒質だけでなくラベルの見栄えでも競いました。酒銘は、素朴な筆書きから、たっぷりとした書体で、ハネ、払いの筆勢を強調するデザイン文字(ひげ文字)に昇華していきます。バックを彩るのは、桜や牡丹、鶴亀などの伝統の意匠。
本展では、浮世絵版画のような明治の樽貼りから、それを継承して小型化した瓶ラベル、また戦前の朝鮮や樺太、戦後のブラジルや米国など「海外」ラベルも一望します。そして、酒蔵と交流のあった書家や画家たちが手掛けた文字についても併せて紹介します。酒どころ広島で、懐かしさを感じる酒票の眼福を味わってください。
石田信夫コレクション
【書家・比田井天来】
熊野町郷土館蔵
【板画家・棟方志功】
【文人画家・富岡鉄斎】
【書家・手島右卿】
出演している今田酒造本店(東広島市安芸津町)の杜氏今田美穂さんの来館決定!
➀10時30分~12時10分 上映後、出演者のインタビュートークあり
②13時30分~15時10分 上映前、出演者のインタビュートークあり