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過去の企画展

2015年

破壊と創造―比田井天来・小琴、芸術書に捧げた生涯―

H28/3/17(木)~4/24(日)

「現代書道の父」と呼ばれる書家 比田井天来。その妻で仮名書家の比田井小琴。
書の研究所「書学院」の設立と書の普及のため、全国を遊歴した2人は、筆の町熊野町にも訪れています。
本展では生涯、芸術としての書を探究し続けた天来と、公私ともに天来を支え続けた妻、小琴の作品から、二人の軌跡をたどります。また、天来と小琴が筆の町熊野に残した作品、資料も紹介し、二人が現代の書にもたらした功績を振り返ります。

アートスクウェア教室作品展

H28/3/1(火)〜13(日)

初心者が楽しみながら筆を使うことに重点を置いて開催している各種教室「アートスクウェア」。
書、画、絵てがみ、友禅など17教室の合同作品展です。

画の支柱 奥村土牛 素描展

H28/1/5(火)~24日(日)

画壇の最高峰に位置した日本画家、奥村土牛(1889~1990)が重視していた写生を通じて、不断の努力によって画の道を極めた土牛の姿を紹介、写生画、手紙や使用筆など、初公開となる約120点を展示します。

筆があらわす言葉の魅力 相田みつをの詩と書

H27/9/5(土)~11/8(日)

心に残る言葉やフレーズ、忘れられない独特の作風。日めくりやカレンダーなどでも馴染みのある書家、相田みつを(1924~1991)の書や詩は、私たちの心に寄り添うように響きます。本展では、筆によるものだからこそ心に届く、相田みつをの生きた言葉と、その書の魅力とともに、相田みつをの原点や、一心に書に取り組んだ姿もあわせて紹介します。

松本零士×牧美也子 夫婦コラボ展

H27/5/10(日)〜6/28(日)

『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』などの名作で知られる漫画家、松本零士と、その妻で、初代リカちゃん人形のデザイン監修を手がけた漫画家、牧美也子。世代を越えて、多くの人に夢とロマンを与え続ける二人の初の夫婦展。松本零士の漫画原稿や墨彩画、牧美也子が手掛けた少女漫画原稿をはじめ、初代リカちゃんグッズ、二人の合作原画など、約150点を紹介します。

「筆と共に20年 片岡鶴太郎 墨彩遊戯」

H27/3/5(木)〜5/6(祝・水)

芸能活動をしながら、画家として多くのファンを魅了し続けてきた片岡鶴太郎。
40歳から本格的に画業に取り組み、絵筆を持ち続けて今年で20年になります。 近年新たに取り組んでいる、映像や音楽に作品を融合させた空間演出などの ほか、初期の絵画作品から、書、陶器など約120点を通じ、片岡鶴太郎の「やわらかい墨筆の世界と、豊かな色彩の世界」を紹介します。

アートスクウェア教室作品展

H27/2/17(火)〜3/1(日)

初心者が楽しみながら筆を使うことに重点を置いて開催している各種教室「アートスクウェア」
筆の里工房に集う週末アーティストたちの作品展をぜひご覧ください

必勝鯉吉書展 ― カープ選手による魂の筆跡

H27/1/3(土)~2/15(日)

戦後復興をめざし、1950(昭和25)年、広島出身者のみのプロ野球球団として結成した広島カープ。以後、半世紀に渡り名選手を育て、多くの名試合が繰り広げられてきました。そして球場やテレビ、ラジオを通し、多くのファンに感動や希望、勇気を与え続けています。
一方、広島の地場産業に熊野筆があります。スポーツ選手と筆は、あまり馴染みがないと思われますが、筆は感情や意気込みを表現できる、独特な筆記具です。また、日本には古来、新年の仕事始め・稽古始めの行事として、「書き初め」の文化があり、「吉書」とも呼ばれています。
今回の展覧会では、2015(平成27)年のペナントレースに向けて、選手各自が「抱負」や「座右の銘」を熊野筆で書きあげた作品を紹介します。