H18/4/19(水)~5/28(日)
過剰を愛し、際立った色彩に対する表現力で、現代の女性の姿を<源氏物語>に展開させてきた80年代。親密な空間<室内風景>を過渡期にはさみ、<樹々>や<ライステラス>といったモチーフを拠りどころに光と湿度を含んだ空気を描いた90年代。そして近作ではダイナミックに<水>を表現している画家城戸真亜子の作品を展示します。その20余年にわたる軌跡を包括的に展示。代表的な大作の他、小品や風景画なども展示します。
近年はグラッシュといわれる油彩の技法を多用しており、日本製のしなやかな筆との関係が深く、古くから筆作りの里として知られ、優れた筆を作り続けてきた広島県熊野での作品展です。どうぞご期待ください。
■主催 : 財団法人筆の里振興事業団 中国新聞社 中国放送
■協力 : 株式会社吉田裕史事務所