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世木田江山・耕作兄弟展

H19/4/25(水)~5/13(日)

広島県安芸郡熊野町は、江戸時代末期から続く筆の産地で、全国約8割の生産量を誇ります。世木田江山、耕作兄弟は、この筆の町・熊野町で生まれ育ちました。兄、江山は広島大学教育学部へ進学し、当時大学で教鞭をとっていた書家、竹澤丹一と出会います。大学卒業後は小学校教師として指導をしながら丹一に師事し、以後50年余に渡って書の道を歩き続けています。弟、耕作は、筆の町としては当然盛んであった学校や地域での書教育を幼い頃から受けましたが、愛媛大学教育学部へ進学後、色の世界に魅せられて美術教育の道を選びます。中学校の美術教師をする傍ら絵画制作を続け、現在に至っています。

今回、筆の町・熊野町に生まれ、兄弟で筆の織りなす文化に親しみ続けている彼らの作品約100点を紹介します。

■主催 : 財団法人筆の里振興事業団 中国放送
■協力 : 広島電鉄株式会社