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筆の美~木村陽山コレクションを中心として

H21/4/8(水)~4/26(日)

特別展 筆の美

書家 木村陽山(きむらようざん)(1899-1986)が収集した日本最大のコレクション、木村陽山コレクションには、筆管(ひっかん)に堆朱(ついしゅ)や螺鈿(らでん)、象牙彫(ぞうげぼり)などの装飾が施された観賞用の筆はもとより、富岡鉄斎(とみおかてっさい)、竹内栖鳳(たけうちせいほう)らの愛用した筆のほか、名立たる筆匠、勝木平造(かつきへいぞう)、藤野雲平(ふじのうんぺい)らが制作した筆など1000点にも及ぶ筆が含まれています。

本展では、このコレクションを中心に、細井広沢(ほそいこうたく)が制作を試みた水筆(すいひつ)や、澤庵宗彭(たくあんそうほう)が使用した筆、さらにポーラ文化研究所所蔵の江戸期の化粧筆コレクションを合わせ、300点を越える名品の展覧を通して多様な筆の美を探ります。

■主催 : 「特別展 筆の美 & 筆づくりフォーラム in Tokyo」実行委員会(広島県熊野町、財団法人筆の里振興事業団、財団法人五島美術館、ポーラ文化研究所、熊野筆事業協同組合、熊野町商工会)、日本経済新聞社、時事通信社
■後援 : 文化庁、広島県、広島県教育委員会
■協力 : 広島電鉄株式会社