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陽明文庫・国宝展 ~近衞家1000年の至宝~

H22/10/3(日)~11/14(日)

雅やかな公家文化の一端を筆の里で公開

藤原鎌足以来、1300年の歴史と伝統を誇る近衞家は、摂政関白の重職を担う五摂家筆頭として栄華を極め、歴史を伝える数多くの重要な書物や宝物が、歴代の近衞家当主により保存継承されています。そして近衞家の貴重な古文書類を後世に残すべく、1938年に29代当主、近衞文麿が京都市右京区に設立したのが陽明文庫です。

陽明文庫には、藤原道長自筆の日記『御堂関白記』をはじめとする公家の日記類や天皇、歴史上の著名人の自筆書状など、国宝8件、重要文化財60件を含む20万余点がまとまって収蔵されており、いずれも第一級の歴史資料としてのみならず、書道史上の遺品としても貴重なものが多く含まれています。

今回、財団法人陽明文庫のご厚意により、収蔵品の中から国宝8件、重要文化財9件を含む歴史的また美術的に貴重な約50件を展示し、雅やかな公家文化の一端を筆の里で公開するものです。(広島初公開)

■主催 : 財団法人筆の里振興事業団 財団法人陽明文庫 中国新聞社 NHK広島放送局
■共催 : 熊野町 熊野町教育委員会
■後援 : 文化庁 広島県 広島県教育委員会
■助成 : 財団法人地域創造
■協力 : 広島電鉄株式会社 呉信用金庫 広島県信用組合