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子規と漱石展

H23/10/28(金)~11/23(祝・水)

正岡子規(1867〔慶応3〕~1902〔明治35〕)は、俳句、短歌、小説、随筆など多方面に渡り創作活動を行い、日本の近代文学発展に多大な貢献をした、明治を代表する文学者の一人です。愛媛県松山市に生まれ、松山中学から東京大学予備門を経て、帝国大学文科大学に進学。大学予備門在学中に、生涯の友と称される夏目漱石と巡り会い、漱石の創作活動に大きな影響を与えるとともに、文学を通じて野球の普及にも貢献しました。日清戦争従軍以後、病弱となりますが、精力的に高浜虚子(たかはまきょし)、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)ら俳人の後進の指導を続けました。

本展では子規の生涯にわたる代表的な作品とともに、子規と漱石を中心に、中村不折(なかむらふせつ)ら文人たちとの交流関係や郷里の親友であった秋山真之(あきやまさねゆき)、好古(よしふる)兄弟の書画作品も紹介します。

■主催 : 財団法人筆の里復興事業団、中国新聞社
■協力 : 松山市立子規記念博物館、坂の上の雲ミュージアム、公益財団法人虚子記念文学館、財団法人子規庵保存会、台東区立書道博物館、
県立神奈川近代文学館、広島電鉄株式会社、呉信用金庫、広島県信用組合