H25/1/19(土)~2/24(日)
書作品と生き様から伝わるメッセージと筆の関わり
金澤翔子は、先天性の疾患、ダウン症候群の書家です。42歳で出産した母・泰子は、翔子が生まれてすぐ障害のことを知らされ、死まで考えましたが、夫の説得によって思い留まったといいます。
翔子は母が主宰する書道教室で、5歳から筆を持ち、16歳のときには日本学生書道文化連盟展で最高賞の金賞を受賞しています。26歳となった平成24年は、NHKテレビの大河ドラマ「平清盛」の題字を揮毫するなど、活動の場を広げています。
本展では、障害を持ちながら書の道を歩き、母とともに人々との交流を続けている金澤翔子の書作品と生き様を紹介し、そこから伝わるメッセージと筆の関わりについて展示紹介します。
■主催 : 財団法人筆の里振興事業団 中国新聞社 中国放送
■協力 : 靖山画廊 広島電鉄株式会社 呉信用金庫 広島県信用組合