トップ  > 企画展 > 開館20周年記念特別展 ~日本の書と筆の宇宙~

一休さんや徳川家康が書いた書も公開※「徳川家康書状」は前期のみ展示

平成26年9月、筆の里工房は開館20周年を迎えます。これを記念して、日本の「書」と「筆」をテーマにした特別展を開催します。中国から日本に文字が伝わり、書として美しさが洗練されていく中で、日本独自の文字「仮名」が誕生しました。仮名を使うことで、書き表される文字や言葉の表現は広がり、『枕草子』『源氏物語』などの文学作品の成立にも影響を与えています。このように、用と美を兼ね備え、日本文化の根幹ともいえる「書」の文化を支えてきたのが、「筆」です。今回、国宝、重要文化財を含む日本の書の名品約70点をとおして、その魅力を紹介します。

関連イベント
ギャラリートーク
9月20日(土)10:00~10:30
講 師/信廣友江 (安田女子大学教授)
参加費/無料(要入館料)
20周年記念講演会&揮毫セミナー
9月20日(土)13:30~16:00
定員に達しました
書の楽しみ方を紹介する基調講演と、展示作品を臨書する様子を見ながらその特徴や鑑賞ポイントを解説する揮毫セミナーではじめてでも楽しめる書の魅力を紹介します。
1 基調講演「書の楽しみ方」(50分)
 講 師/島谷弘幸(東京国立博物館副館長)
2 揮毫セミナー(90分)
 解 説/島谷弘幸
 揮 毫/佐藤芙蓉(毎日書道展審査会員・清和書道会副会長)
     山中翠谷(毎日書道会総務・独立書人団常務理事)
定 員/定員 90名(要申込)
聴 講/無料(要入館料)
ワークショップ「インテリアの書額」
10月2日(木)13:30~15:30
部屋に飾れる小さな額の書作品を書きます。
講 師/荒谷大丘(毎日書道展審査会員・創玄書道会一科審査会員)
定 員/20名(要申込)
参加費/一般2,000円(要入館料) PAL会員1,500円
20周年記念書道セミナー「一文字であらわす!心の書」
10月19日(日)13:30~16:00
文字の美しさや、形の面白さを考えながら、一文字の作品を仕上げます。
書道は苦手だし、難しそう…と思う初心者でも大丈夫。
筆の使い方や作品の仕上げ方を一から指導しますので、気軽にご参加ください。
作品づくりの達成感を一緒に味わいましょう!
講 師/青山浩之(横浜国立大学教授)
定 員/50名(高校生以上対象、要申込)
参加費/一般2,500円(要入館料) 高校生無料(要入館料) PAL会員2,000円
青山浩之

青山浩之 略歴
学校の教科書の執筆や、教材の作成を数多く手がける書教育のエキスパート。
一方で、文字を美しく書くコツを教える「美文字研究家」として、
「ためしてガッテン」「あさイチ」(NHK)など数多くの番組に出演し、また高校生の書道パフォーマンスの審査員など、手書き文字や書の魅力を伝えるために幅広く活動する。

写経教室40回記念ワークショップ「散華の写経」
10月26日(日)13:30~15:30
散華(さんげ)というハスの花びらの形をした料紙に写経をします。
講 師/佐藤芙蓉
定 員/30名(要申込)
参加費/一般1,500円(要入館料) PAL会員1,000円
ミュージアムナビゲーター(作品解説)
会期中の土曜日、日曜日 13:30~ (ただし9/20(土)、21(日)、10/19(日)は除く)
スライドを交えて、ボランティアによる展示解説を行います。
聴 講/無料(要入館料)
開催概要
会 場
筆の里工房
〒731-4293 広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
TEL:082-855-3010   FAX:082-855-3011
入館料
大人800円/小中高生250円 (20名以上の団体は2割引)/幼児、PAL会員無料
開館時間
午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
毎週月曜日(祝日の場合翌日)
主 催
熊野町 一般財団法人筆の里振興事業団 中国新聞社 中国放送
後 援
文化庁 広島県
協 力
東京国立博物館 宮内庁三の丸尚蔵館 一般社団法人書芸文化院・春敬記念書道文庫 
公益財団法人五島美術館 公益財団法人徳川黎明会 徳川美術館 公益財団法人遠山記念館 
ふくやま書道美術館 広島電鉄株式会社 呉信用金庫 広島県信用組合
助 成
一般財団法人自治統合センター