平成29年2月7日(火)~2月26日(日)
写経研究の第一人者、収集家として知られた書家の植村和堂先生は、最晩年の7年間、筆の里工房で写経教室を指導。教室では、自身の古写経コレクションを広げ、学書において「本物を間近で見る」ことの大切さを説いて示してくださいました。志を継いだ佐藤芙蓉先生による指導も今年16年目を迎え、受講生は延べ1,500人にものぼります。今回、和堂先生の生誕111年と、芙蓉先生の喜寿を記念し、両先生の仮名と写経作品を中心に展示、熊野を「第二のふるさと」と称してくださる先生方の書作品を紹介します。