絵手紙作家、小池邦夫 (1941~)は、小学3年生の時、近所にある神社の鳥居に彫られた書に感動し、書家を志します。愛媛から上京し、歴史に残る書の名品の多くは手紙であると思い至ります。そして、積もり積もった芸術への思いを中学の同級生で水墨画家の正岡
37歳の時、 雑誌『季刊 銀花』の全冊に一枚ずつ小池直筆の絵手紙を綴じ込んだ企画が、全国に絵手紙ブームを呼び起こす契機となります。絵手紙をはじめて57年間、小池は一日も欠かさず筆を執り続けています。
本展では、小池の創作活動を振り返るとともに、交流のあった俳優、緒形拳の手紙などを紹介し、その言葉の力や手書きの魅力に迫ります。
プロフィール
小池邦夫(こいけくにお)1941年愛媛県松山市生まれ。
東京学芸大学書道科に学ぶ。
日本絵手紙協会設立後、NHKテレビ『趣味悠々』で絵手紙の講師を担当。
2005年、山梨県に『小池邦夫絵手紙美術館』開館。講演著書多数。
菊池・丸・松山・會澤・小窪選手がテレビ番組で挑戦した書初めを紹介します。
会場:交流ラウンジ(無料)