〔イラスト〕原田俊二(『なごみ』2024年2月号特集「定家様、その書と力」転載含む)
〔映像制作〕(株)中国放送
かわいい文字のハンコ、水書き体験、缶バッジづくり(有料)ができるよ。
展示室内を一緒に歩きながら作品の前で学芸員が解説をします。
今から約800年前、平安
時代のおわりから鎌倉
時代に活躍
した藤原定家(ふじわらのていか/ふじわらのさだいえ)(1162〜1241)さん。和歌をつくるのが得意
なことで有名な貴族でした。
定家さんは、自分や子孫
のために和歌や物語をたくさん書き写
しました。おかげで、1,000年以上前に書かれた「源氏物語」や「土佐
日記」などの文学作品を今のわたしたちも読めるのです。
「後撰和歌集 天福二年本」(前期)
「拾遺愚草」下冊(前期)
「隠岐本 新古今和歌集」(前期)
定家さんが書いた字は、形がとても独特 。本人もあまり上手だと思っていなかったようです。でも、まねをする人がたくさんいて、800年たった今も書かれ続けています。
定家さんの文字をもとにした、現代の文字フォントだよ。
日 時 9月14日(土)10:30〜11:30
講 師 | 冷泉 為人 (冷泉家 25代当主・ 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長) |
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受付時間 | 10:00〜10:25 指定席 |
※講演会場内を映すテレビモニター席での聴講となります。
申込受付を終了しました。追加募集はありません。 お申込はこちら日 時 9月22日(日・秋分の日)①10:30〜12:00/②13:30〜15:00
定家さんが選んだといわれる百人一首がスポーツになった競技かるたをみんなで体験しよう!
定 員 | 各回20名(要申込) ◎参加賞あり |
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講 師 | 川原 康嗣 (広島紅葉かるた会会長) 廣本 幸紀 ((一社)全日本かるた協会専任読手)ほか |
受付時間 | ①10:00〜10:25 ②13:00〜13:25 |
日 時 10月2日(水)受付終了
定 員 | 40名 |
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参加費 | 28,000円 (早期申込(8月1日まで)は、23,000円) |
申込締切 | 8月27日(火) |
日 時 10月13日(日)13:30〜15:00
書、フォント、デザインの視点から、筆文字の魅力と可能性を考えます。
講 師 | 西塚 涼子 (アドビ プリンシパルデザイナー) 阪本 圭太郎 (株式会社モリサワ デザイン企画部 部長) 増田 浩之 (株式会社モリサワ エグゼクティブタイプデザイナー) |
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コーディネーター | 名児耶 明 (筆の里工房副館長) |
受付時間 | 13:00〜13:25 指定席 |
日 時 10月27日(日)13:30〜15:00
「百人一首」は定家が選んだ?歌仙絵との関係は?各分野の専門家が語り合います。
講 師 | 吉海 直人 (同志社女子大学名誉教授) 土屋 貴裕 (東京国立博物館 絵画・彫刻室長) 名児耶 明 (筆の里工房副館長) |
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受付時間 | 13:00〜13:25 指定席 |
※展覧会ならびにイベントは、予告なく変更することがあります。
自分ではへたくそな字だと言ってるけど、定家さんの字はみんな大好き♡徳川家康も定家 さんの字を飾って楽しんだのです。
源氏物語を、定家 さんが書き写 してなかったら、私たちはあのおもしろい物語を読めなかったかもしれないのです。
手紙ははりきって!メモは気軽に!
むかしの人も、時と場所によって書き方を変えていたとは…?!