書筆-原毛による比較
鹿・狸・兎の毛
製筆原料として、鹿毛の次に多く用いられたと考えられるのが狸の毛、兎の毛である。
狸・兎の毛の筆の書き味
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鹿・狸・兎の毛
製筆原料として、鹿毛の次に多く用いられたと考えられるのが狸の毛、兎の毛である。
狸・兎の毛の筆の書き味
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長鋒の巻筆について
正倉院に残る筆は、仮名のない時代の筆で、基本的な用途は写経のような一字ごとに区切って書くものに適する筆であったと考えられる。そこで、少し鋒を長めにした巻筆を製作した。(図中 ・・・
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再現した巻筆
日本現存最古の筆は、正倉院に18本残る筆で、巻筆である。その中でも、装飾が少なく、実用性が高かったと思われる筆(筆 第16号)をもとに再現筆を製作した。
まず中心は白真(図中 茶・・・
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書き味から仮名の筆に迫る
仮名の筆はどのようなものであったのか?仮名の隆盛期である平安時代に使われた筆は残っていない。文献資料による考察をもとに復元した筆を用いて、揮毫実演し・・・
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日本の筆の歴史と巻筆 (村田隆志)
巻筆と水筆
日本の筆には、製法の点からいうと、「巻筆(まきふで)」と「水筆(すいひつ)」がある。「水筆は現在通用・・・
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平安の仮名はどのような筆で書かれたか
筆の里工房で開催した「筆づくりフォーラムⅠ」では、書の筆、絵の筆などと、筆を種類分けせずに話をした。今回は、筆の種類ごとに話を進めたい。・・・
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「筆づくりフォーラム in Tokyo」での提言
パネリストの先生方の提言(要約)を掲載しました。
フォーラムに参加された方、参加されなかった方も、ぜひコメント欄にご・・・
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なごや あきら 五島美術館学芸部長
筆というフォーラムにこれだけの人が興味を持ってくれることは、筆の未来にとって力強いと感じた。前回のフォーラム以来、筆の試作や実演をしているが、問題がどん・・・
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むらた たかし 財団法人筆の里振興事業団特別研究員
日本において、書も画も筆によって生み出される。しかし、その筆がどういうものであったのかを、研究しよう、調べようという方向で、書道史や美術史・・・
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にいもと せいけん 熊野筆伝統工芸士会会長
大都会でのフォーラムに参加したことは、私にとって財産になった。先生方と並び、私が話をできるかと考えたが、私には筆づくりをずっ・・・
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