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フォーラム

2009年

第2部(化粧筆)

2009.08.20

化粧筆が織りなす文化   熊野町は、古くから書と画の筆の産地として知られていたが、近年は化粧筆の産地として世界的に有名になっている。海外のメイクアップアーティストから注文を受け、・・・

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化粧筆-概説

2009.08.20

伝統化粧と筆 ― 江戸時代以前 ― (津田紀代)   日本で化粧筆が使用され始めた時期ははっきりしない。絵画資料では、鎌倉時代の「伊勢新名所絵歌合」が、上流階級の女性が眉筆のよう・・・

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画筆-筆草による揮毫

2009.07.30

筆草(ふでくさ)   筆草は、正しくはコウボウムギといい、浜辺に群生する植物である。筆として使用されたためにこの名があるが、現在では用いられない。   産地・・・

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画筆-筆草による揮毫

2009.07.30

植物筆と水墨画の表現(村田隆志)   植物筆の特徴は、穂首の硬さと長さである。動物の毛が、柔らかく、長さが限られるのに対して、植物の繊維は硬く、長さを自由に作ることができる。 ・・・

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画筆-概説

2009.07.30

水墨画の線と筆(島尾新)   線と筆の関係   水墨画の線と筆は、安易に対応するわけではない。水墨画は、単純だが多彩な表現が可能であり、それは筆・墨・硯・紙・・・

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第1部(画筆)

2009.07.30

植物筆はなぜ使用されたか   書以外で筆を使用するものとして、まず思い浮かぶのが水墨画である。同じ絵画である日本画も筆を使用するが、筆の表現力においては、墨と筆で作られる水墨画が・・・

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画筆-まとめ

2009.07.30

画筆の現在・未来(島尾新)   現在、筆の種類は少なくなっている。しかし、筆と絵画表現の関係は密接である。筆に応じた独自の表現が生まれ、水墨画の表現の幅が広がる。 &nbs・・・

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書筆-まとめ

2009.06.30

●土橋靖子   巻筆がやや書きにくいと感じたのは、毛と毛同士の間に空気が入るからではないか。すなわち、巻筆でない筆では、墨がのりの役目を果たし、空気を入れず、毛がよくまとまるので・・・

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