筆づくり工程

長年鍛え抜いた目と指先の感触を頼りに

筆づくりの最も大切な工程は、材料の毛の選び、筆の性質に応じて混ぜ合わせる過程です。
熊野の筆を作る職人たちは、長年鍛え抜いた目と指先の感触を頼りに、一本の筆を丹念に仕上げます。

1. 選毛【せんもう】・毛組み【けぐみ】
2. 火熄斗【ひのし】・毛揉み【けもみ】
3. 毛そろえ
4. 逆毛、すれ毛取り
5. 寸切り【すんぎり】

6. 練り混ぜ【ねりまぜ】
7. 芯立て【しんたて】
8. 衣毛巻き【ころもげまき】
9. 糸締め【いとじめ】

10. くり込み【くりこみ】
11. 仕上げ
12. 銘彫刻【めいちょうこく】