必勝鯉吉書展 ― カープ選手による魂の筆跡
戦後復興をめざし、1950(昭和25)年、広島出身者のみのプロ野球球団として結成した広島カープ。以後、半世紀に渡り名選手を育て、多くの名試合が繰り広げられてきました。そして球場やテレビ、ラジオを通し、多くのファンに感動や希望、勇気を与え続けています。
一方、広島の地場産業に熊野筆があります。スポーツ選手と筆は、あまり馴染みがないと思われますが、筆は感情や意気込みを表現できる、独特な筆記具です。また、日本には古来、新年の仕事始め・稽古始めの行事として、「書き初め」の文化があり、「吉書」とも呼ばれています。
今回の展覧会では、2015(平成27)年のペナントレースに向けて、選手各自が「抱負」や「座右の銘」を熊野筆で書きあげた作品を紹介します。








