金澤翔子書展 ~気持ちを伝えたくて~
障害を持ちながら書の道を歩き、母とともに人々との交流を続けている金澤翔子の書作品と生き様を紹介し、そこから伝わるメッセージと筆の関わりについて展示紹介します。
障害を持ちながら書の道を歩き、母とともに人々との交流を続けている金澤翔子の書作品と生き様を紹介し、そこから伝わるメッセージと筆の関わりについて展示紹介します。
今回第16回を迎える「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」では毎年、全国47都道府県から「ありがとう」のメッセージが筆の里工房に集まります。
本展では、応募作品の中から選出された優秀作品を展示します。(会期中作品入換あり)
写経研究の第一人者であった植村和堂(1906-2002)は、最晩年の7年間、毎年春秋に筆の里工房で開催する写経教室で、延べ500名を越える受講生を指導した熊野に所縁の深い書家です。
この和堂が師事したのが、田中親美(1875-1975)です。親美は『源氏物語絵巻』など平安朝美術の復元、鑑識、普及に努めた日本美術研究家で、なかでも最も高く評価されているのは、質量ともに随一の『平家納経』全33巻の復元模写です。
本展では、この平家納経の模写本や縁の作品などを通じて、後世に継承されるべき復元の全貌とよみがえった平安朝のみやびを紹介します。(会期中作品入換あり)
グルメ漫画『美味しんぼ』のモデルとして、また陶芸家、料理人として名を知られる北大路魯山人(1883-1959)。書や画、漆芸、篆刻などの芸術にも精通し、それぞれが高い評価をされるとともに、20万点ともいわれる膨大な数の作品を残しています。
本展では、魯山人が追求した世界を探るとともに、創作に活かされた筆の妙技にスポットを当てて紹介します。
広島は、厳島神社や平安時代に権力の頂点を極めた平家一門が所有した荘園などのほか平清盛(1118-1181)による音戸の瀬戸の開削伝承など平家に関する土地や文化財、伝承地が数多く残り、平家との関係が色濃い地域です。
本展では、NHK大河ドラマの写真パネルや使用した衣装などとともに、広島と平氏政権の関わりや『平家物語』世界の拡がりなどを紹介します。
俳優・榎木孝明は、映画・テレビ・舞台で活躍する一方、世界を旅し水彩スケッチを描き続けている画家としても知られています。
透明感あふれる色彩、風のように軽やかな筆づかいの水彩スケッチ。そこには、ゆったりとした時間が流れ、見る人を旅の世界へと誘います。光あふれる榎木孝明の「旅の絵」をご覧ください。
「筆は、世界に誇るべき日本の文化や日本人の美意識を伝えるコミュニケーションツールである。」という、主旨に賛同いただいた、石坂浩二氏や中尾彬、藤子不二雄A氏ら、各界の著名人、文化人の作品や「筆へのメッセージ」約120点を紹介します。
また、復興支援として、東日本大震災で被災された方々への『応援メッセージ』や産地復興を目指す雄勝硯など東北地方の伝統的工芸品を紹介します。
仏画と民家を描いたことで知られる広島市出身の画家、武永槇雄〈1913(大正2)~1997(平成9)〉の油彩画を、当館収蔵品の中から民家シリーズを中心に18点紹介します。
筆の里工房で開催している各種教室受講生による作品を紹介します。
(期間中作品入れ替えあり)
全国公募の「筆の里ありがとうのちょっと大きな絵てがみ大賞」。「ありがとう」の一言が大きな感動とホッとする空間を演出する一般部門・子ども部門の優秀作品を紹介します。
(期間中作品入れ替えあり)